◆ 特 色 ……… c h a r a c t e r i s t i c
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牛の皮に非常に細かな彫りを施し、精密に、色鮮やかに彩色したオリジナルの人形です。
彩色の仕方によって、影にうっすらと色が出るものや、鮮やかに色のつくものもあります。
他にも様々の素材での人形(色の透ける色紙の人形、針金の人形、
版画的な彫りを生かした人形etc )があり、演目によって、使い分けています。
「かわいい」だけの人形とは全く違うのであります。
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( 影絵芝居用なのに人形に色がついているのはそのため。)
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影は 墨絵のように濃淡や歪みがあって、予想外に立体的に見えます。
ストーリーをじっくり味わいたいのなら、影の側がお薦め。
裏に回れば、極彩色の熱帯魚のような人形を操る人形遣いの様子が。
ときにおこるハプニングも含め、ライブな感じを楽しめます。
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人形操作は、インドネシア仕込みの熟練のアクロバットな大技・小技!
しかも人形を動かしながら、足で鳴り物の楽器を鳴らしている!
その上、照明のスイッチも忘れない!
でも会場に人形を全部、箱ごと忘れたことがある!(しかも2回!!)
30分の演目を2本する場合、まず始めは全員で影を見てもらい、
次の一本は希望者が後ろに回って見ます。
幕を使った芝居だけではなく、普通の雨傘を幕として使った影絵芝居や、
砂で絵を描きながら展開する芝居など。
→ 傘 芝居
傘は曲面なので影が大きく歪みます。
その予想外な歪みが味です。
また幕の芝居は下の端が大地を表しますが、傘ではそれがあいまいになり、
傘の縁全部が大地のようにも考えられるので、独特の演出があります。
人形は、傘の大きさに合わせて、ざっくりに作ってあります。
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→ 砂絵 の芝居
ガラスの板の上に砂を撒いてそれで絵を描きます。それを上部からビデオカメラで撮って、
同時にプロジェクターでスクリーンに映します。(意外とお金がかかっています。)
ごく短い時間に砂で描く絵なので、成り行きまかせ、砂まかせ。
そのテキトー感と語りの飄々加減がいい組み合わせ。
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愛想はあまりない小梅ですが、音楽は緻密で饒舌。使っている楽器も、
キーボード、津軽三味線の他、民族楽器や手製の楽器も多く、
耳に新しい音楽で、クオリティには定評があります。
歌も好評。
(以前はせせら小梅が生演奏していたのですが、一人旅の場合は、
それを録音したもので。)
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演目は幼児低学年向け、高学年向けから大人向けまで、実に豊富。
サーカスのような気楽なもの、シュールで多少ブラックなものから、
怪談「耳なし芳一」まで。
人形劇ではよく「子供だけではなく、大人も楽しめる」と謳いますが、
ホケキョの場合は「大人だけではなく、子供も楽しめる」!
異色な展開は、時に「ホケキョ・ワールド」と称されます。
( 演目紹介をご覧ください。)

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